2010年05月13日

国が考えるIT戦略とセキュリティ戦略が公表されました…その1:IT戦略の方から。

本題からいきなり外れますがGW中にとうとう(笑)結婚しました…現在は、私が単身赴任中です。姓名および仕事上の連絡先は変更ありません。ということで、プライベートがバタバタしていた上に、仕事は通常通り(それ以上?)の状況でしたので、なかなかブログも更新出来ていませんでした...ゆるーりまたーり更新しますのでよろしくです。

さて、5/11に国から“国が考えるIT戦略”と“国が考える情報セキュリティ戦略”が公表されています。大変興味深い内容が盛り沢山なので、いくつかの講義(本務校:情報システム論、高崎経済大:情報科学)でも取り上げていく予定です。

まずは、国が考えるIT戦略の方から。
こちらは、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部、通称:IT戦略本部から公表されたものです。IT戦略本部については、こちらを見るとわかります...。

次項有高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)
高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(第53回)
議事次第

新たな情報通信技術戦略(案)(PDFデータ)

冒頭で掲げる三つの柱とそれに対する目標をまとめると以下のとおりですね。ざっくりとまとめましたので漏れはあるかも。

1.国民本位の電子行政の実現
 →行政サービス(申請・証明書入手等)の向上。2013年までに行政キオスク端末普及5割、2020年までに自宅・オフィス等での週7日24時間ワンストップサービス実施。
 →電子行政のムダの無い効率的な実現。2013年までに政府、2020年までに地方自治体。
 →個人情報に配慮し二次利用可能な形での行政情報の公開(ネット上で入手可能にする)。2013年までに実施。
2.地域の絆の再生
 →ITを利用した医療サービス、在宅医療・介護・見守り等サービス。2020年までに。
 →ITを利用したた学校教育・生涯学習の環境を整備。2020年までに。
 →ブロードバンドサービスの利用を実現する“光の道”をすべての世帯に入れる。2015年頃を目処に。
3.新市場の創出と国際展開
 →環境・エネルギー、医療・介護、観光・地域活性化等の分野における新技術(クラウド含む)の導入や関連規制の撤廃による関連新市場の創出。2020年までに。
 →スマートグリッドの一般化、ゼロエネルギー住宅やオフィスの実現によるCO2排出削減。ITSを用いた交通渋滞の2010年比半減を目指すことによるCO2排出削減。いずれも2020年までに。
 →戦略分野(新世代・光ネットワーク、次世代ワイヤレス、クラウドコンピューティング、次世代コンピュータ、スマートグリッド、ロボット、次世代半導体・ディスプレイ等の革新的デバイス、組込みシステム、三次元映像、音声翻訳、ソフトウェアエンジニアリング等)における産学官連携研究の促進、IT系企業の知的財産権及び国際標準の戦略的な獲得と国際展開。2013年までに。


分野別にはさらに詳細項目があるので、興味のある学生は是非目を通してくださいね(17ページぐらいだから読みやすいと思う)。
将来の私たち自身の生活に直結する項目が多数あります。もし仮に国の戦略があまり望ましくないようにおもえたり、これは実現不可能ではないかとか、こういう問題点を見落としているのではないかと考えるのであれば、それは自分たちが主体的に方向修正をしていくためのボールを国に対して投げていかねばなりません。
とかく、ITに関係することの大半は“国におまかせ”“業者におまかせ”で、やれていないと“国がちゃんとやってくれないから悪いんだ−”となり、私の講義の感想だけでそう書いてくるわけですが、ソレだけでは世の中変わりませんので。。。

…しかし、個人的には新市場の創出とか実現難しそうな項目も結構あります。
国民IDの話もいろいろ考えなきゃならないことも多いですし。クラウドもしかり。アジア市場といいますけどねぇ。

でも、まずはみんなが議論出来るテーブルに載せたということかなと思いますので、今後の議論が必要ですね。


posted by はなだせんせ at 09:05| 群馬 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報システム・セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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